こう暑いと、虫たちも葉隠れをするのかな?
フィールドではウラギンシジミが忙しく飛び回る姿や時たまトンボが見られるぐらいです。
朝7時ごろの話ですよ。
ふぅ~じゃ、おっちゃんは何を求めてるの? って聞かれそうですが・・・・。
いや、実はここん処写真が撮れてないの、 日中に出かける勇気もないしねー!
今日は変わった巣作りをするハチです。
▼ エントツドロバチ (オオカバフスジドロバチ) スズメバチ科。
体長は20mm弱、黒い体に黄色い筋が入った美しいハチです。
何が変わっているかと言えば、巣作りをする前に必ず入口あたりに煙突の様な筒を作り、巣作りが終わると取り払ってしまうのです。
この煙突、何のために作るのか?
真意の程は判らないですが、寄生バエなどが巣の中を覗きにくくしていると考えられているそうです。
約10日間観察してみました。
7月1日

これは公園にある東屋の屋根に出来たすき間を利用しています。
煙突らしきものが見えますが、親蜂の姿は確認できませんでした。

同じ東屋のすき間ですが、同個体が作っているかは不明なんです。
7月8日

1枚目の画像の後日ですが、一部煙突が泥で埋まってしまいました。
幼虫部屋が埋まり、ひとつの巣が完成すると煙突は取り除かれて穴は泥で塞がれます。
この画像の中では3か所の穴が塞がれているように見えます。
7月10日

母親が来ているようです。
実はこのハチ、単為生殖らしくて日本での集団では♂は確認されていないそうです。


この画像からも煙突が閉じられている様子が伺えます。

この煙突状の巣は奥深く作られて、幾つかの部屋に分かれた幼虫部屋があります。
この幼虫部屋は奥の方が最大で羽化してくるものは必ず♀だそうです。
幼虫の食べ物はハマキガやメイガなどの幼虫で、狩りをしてきた幼虫を各部屋に運び込み産卵します。
別の日に撮ったエントツドロバチの全体像です。

狩り蜂の世界って興味深いですよね。